FC2ブログ

『らっぷびと』という存在。

rapbeat9.jpg
仲のいいDJ、MCとMTRやテープレコーダーで宅録して作るデモテープ。
デモテープを持ってクラブやイベントに行ってアーティストに聴いて貰う。
オープンマイクのイベントに飛び入りする。
自分でイベントを打って場数を踏む。

今一線で活動している日本語ラップのアーティストのキャリアのスタートは
大体そんな感じやったと思う。

2008年現在。
パソコンがあれば一人で音楽製作からCDまで作れる時代。
ヴォーカロイドを使えばパソコンに歌わせる事も出来る。

そんな時代に出てきた『らっぷびと』という存在。
ニコニコ動画にアニメのトラックでラップするラッパー。
アニメやネット文化をサンプリングしてHIPHOPとして再構築する。

昔の日本語ラップバブルでアナログを出せば売れる時代だった頃
ガリガリ亡者って名古屋のグループが『花』って12inchで
ルパンのカリオストロの城をサンプリングしたり
最近のヒットで言えばDJ Nozawaの『Memory Of The Future』で
トトロの塚森の大樹をサンプリングしたり
アニメをサンプリングする事自体はそんなに特別珍しい事じゃないけど
ニコニコ動画、アニメねた、ネット用語を織り交ぜたリリック、若干20歳(ニート経験あり)など
今までの日本語ラップに無い要素を持ってるしそれだけに賛否両論あるんやろな。
現場で積んで来た奴等からすればなんやねんコイツ。って感じやろうし。

ここの記事読んでみるとラップでもやりますかちょっくらーゆう感じやなくて
マジで日本語ラップが好きでやってるみたいやし。
中でもライムスターがめちゃめちゃ好きらしい。

オレの勝手な解釈やけど
自分の地元をレプリゼントする、
自分の地元の言葉(方言)を使ってラップするのがヒップホップなら
自分の居場所だったネットをレプリゼントして、ネット用語を使ってラップするRAPBEATも
ある意味ヒップホップマナーにのっとってるともいえるんかもな。
rapbeat1.jpg
曲の方はかなりPOPな感じの曲があったり
鼬ごっことかはニコニコ動画で繰り広げられてるDIS合戦について書いてたり
仁侠映画から台詞をサンプリングしたりしてるけど
全体的にはオリコンに入るようなラップポップみたいな曲が多い。

アルバムを通しての感想は
色んなカラーの曲があって面白いしラップも上手いと思う。
1500円という値段やし新しい才能に興味を持った人は試しに買ってみてもいいと思う。
折角こういう事で注目されてるんやしアニメねたやネット用語を織り交ぜてのラップを
更に進化させて確立するまでやり続ければおもろいと思う。

現場発じゃない所謂ネットライマーって言われる存在は最近始まった訳じゃなくて
2000年頃から既にやってるヤツは結構いたりした。
例えばBusta StreetってサイトではBBSやchatでは
活発にフリースタイルバトルやライムリレーなんかが行われてたし
その頃で既にネット上でのこの手の活動は盛んに行われてた。
またインターネットでの日本語ラップについては別の機会に書きたいと思う。


踏んどけ!らぶれたぁ by Rapbit

リンク
軸がぶれまくり!! ネット発「らっぷびと」を取材した

コメント


ネットライムやっていた事あるんですか?
僕はちょっとハマってた時期がありました。
懐かしいですね・・・。

日本語ラップが好きやから
遊びで書いてた事もあったかな。
色んなタイプのネットライマーがいたりして見てても面白かったし。

思考遊戯さん懐かしいなぁ、FAVORITEで自分もやっていたけど思考遊戯さんのあれは斬新なスタイルだったよね

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kyotosuki.blog42.fc2.com/tb.php/12-5d54edfd