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日本語ラップアーカイブス
主に関西のヒップホップ・ 日本語ラップについて。 mixtape・音源・オレが見てきたクラブイベントなどの話。 たまに集めてるスニーカーの話。
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KREVAと茂千代のフリースタイルバトル

KREVAのブログで茂千代の1st『NIWAKA』についてのエントリーがあった。
その中に昔、茂千代とバトルした事について書いてた。
その晩、オレもそのイベントに遊びに行ってた。
そう10年以上前
97年の4月18日金曜日の夜
まだKREVAがKICK THE CAN CREWでメジャーになる前
CUEと一緒にやってたバイファーザドーペストってグループでやってる頃。
同じくラジカルフリークスってグループでMCUも来てた。
うろおぼえやけどBy Phar The Dopestが1stシングルで『切り札のカード』を
ファイルレコードからリリースした直後でリリパを兼ねたイベントやったと思う。
梅田のJR高架下にあったクラブ『dawn』
当時大阪の十三に住んでたオレはチャリでよく週末遊びに行ってた。
その日は東京のアンダーグランドで勢いのある新人が来るらしいという事で遊びに行ってた。
京都、大阪、神戸のアンダーグランドでヤバいMCは色々見に行ってて知ってたけど
東京のシーンの同年代の奴等がどんなもんなのか知らんかったから楽しみに見に行ってた。
その日のイベントのフライヤーが残ってた。
NAKEDARTZ、SBS、デスペラード、マグマ、京都のMAD TIGHER PONE&DJ SHARK
TERA、SENSEI、KSK、HIGAPURIとかこの辺の名前見ると懐かしいな。
KREVAはこの頃からフリースタイルの名手ってのはこっちでも有名だった。
バトルをすれば東京では勝てる奴がいんってのも。
出演者のそれぞれのショーケースが進んでいって
トリでバイファーのステージ。
持ち歌をやった最後にKREVA得意のフリースタイルを大阪のオーディエンスに披露してた。
即興でやってる事を証明するために客の服装を使ってライミングしたり
言葉を並び替えて韻を踏んでいったり。
『俺は負ける気がしねぇ』
『誰の挑戦でも受けるぜ』
まだ若かったのかKREVAは自身満々で言い放った。
その時、客席からステージに乱入した奴がいた。
そう、茂千代。
当時関西ではフリースタイルで実力・人気共に誰もが認めるサウスポーフロー。黄金の左。
オレも以前から茂千代がフリースタイルバトルで観客を沸かしてきたのを
何度もクラブのステージで見てきた。
ただ当時関東で一番上手いって言われてたKREVAを相手に
物怖じするどころかバトルを仕掛けるとは思ってもみなかったし
そこにいた客はみんな驚いたのと同時に
西のトップと東のトップのガチンコバトルが今から始まる事にすごい興奮と歓声やった。
今のクラブイベントよりも当時のイベントは色んな事が起こってスリリングやったけど
その中でも一番興奮した事件やったかもしれん。
KREVAもブログで書いてるけど
この日のバトルはありがちな予定調和で最後に行われたフリースタイルや
フリースタイルイベントでの対決とかじゃなく
ホンマに予定外にバトルが仕掛けられて始まった対決やった。
茂千代はラップが上手いのはもちろん
ウィットに富んだ言葉選び、言葉遊びで観客の心を掴むのが上手かった。
KREVAは名前の通り頭の回転が速く多彩なボキャブラリーとテクニック
聞き取りやすい押韻で観客をグイグイ引き付ける感じだった。
その場で聞いてたオレの主観やけど同じマイクを使ってラップをしてるけど
二人のタイプは全く違ってどっちが優れてどっちが劣るとかそういうレベルじゃなかった。
どっちのパフォーマンスも素晴らしかったし
その場にいた誰もがKREVAのヤバさ、茂千代のヤバさを感じたと思う。
勝敗が着くわけでもなくバトルが続いた最後
KREVAが茂千代にこうゆうてた。
『今度は東京でバトルの続きをやろうぜ』
KREVAに聞いてみんと判らんけど
多分KREVA本人もこの日のバトルでは決着つかんかと思ったんかもな。
この日のバトルでKREVAの名前は改めて大阪で知れわたる事になったし
バトルを仕掛けた茂千代もその実力を知らしめる事になった。
その後暫くして茂千代が東京へ行って再びKREVAとバトルをしたらしい。
その再戦の場にはオレはいんかったから知らんけど
きっと面白い対決やったんやろな。
二人ともメチャメチャ熱かったし
ホンマにカッコよかった。
10年以上前、二人がまだ若くてそれほど有名じゃない頃
大阪のクラブでそんな事があった。
クレバはそれこそ数え切れんほどバトルを仕掛けられてきたやろけど
10年以上経った今
ブログであの頃の事を書くって事は
KREVAの中でも印象深い出来事やったんやろな。
リンク
KREVAのFashion通信 ゆう。茂千代。
コメント
身構えな!
昨日、たまたま僕もkrevaのこの記事、読んだんですよ。
krevaって愛あるじゃんって感じで、熱くなりました。
茂千代は、あれから本当に色々あって、実家の跡を継ごうとしたり、
ちょっと精神的にツラそうな時とか、本当に色々あって。
それを乗り越えて、こうやってアルバムを出す。
なんか、人生だなって思います。
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